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検査基準
1.染土
天然染土100%で、着色剤の使用は禁止する
2.経糸 (1)
天然繊維100%の糸を使用(化繊混紡糸の使用を禁止する)
2.経糸 (2)
熊本県産畳表の印として、又経糸規格適正品としての証しとして必ず県証糸を挿入すること
4.仕上げ
仕上げは完全に行ったもので乾燥は水分12%以内であること
織傷等は検査員の判定によりその箇所を差引く
5.検査印
上記以外の「ひのみどり製品」「夕凪製品」「ひのはるか」「涼風」については検印の表示は行わない
くまもと畳表
八代におけるい業の歴史は古く、1505年、八代市千丁町太牟田にあった上土城主、岩崎主馬守忠久公(いわさきしゅめのかみただひさこう)が領内の古閑渕前にいぐさを栽培させ、特別の保護のもとに奨励したのが始まりといわれています。
太牟田表・八代表・肥後表と名前は変わり、幾多の困難をのりこえ地場産業として定着し、八代地方を中心に宇城・球磨地方でめざましい発展をとげ、今日では日本一の生産高を誇る「くまもと畳表」の生産地に成長しました。
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